ペット選びは健康状態・個体の大きさ・性格
住宅街に住んでいるので、なるべく小型で、吠えないわんちゃんが望ましいです。
なので、犬を飼う時には必ずあらかじめしつけをきちんと出来るように本などから教わり予習してから出迎えたいと思っています。
私は以前、柴犬のような外見の雑種のわんちゃんを飼っていました。
友人の家の子犬を引き取ったのです。
当時私は小学生でした。
大きくなると私とほぼ変わらないほどの体重もあるわんちゃんだったので、散歩の際興奮すると大変なこともありました。
でも普段はとても大人しく賢く、家族みんなで遊ぶことが大好きなわんちゃんでした。
普段は外で飼っていましたが、土日になると、家の中に入れて、ボールや骨ガムなどでおおいに遊びました。
玄関先で足ふきタオルを用意する際、大人しくお座りをして勝手に家に上がらない!というルールを忠実に守り、でも内心今すぐにでも家の中に入りたくてたまらないといった様子で尻尾をフリフリする姿がとてもおかしく可愛らしかったです。
わんちゃんが家族の団らんの時間を自然に作ってくれましたし、散歩をすることでご近所さんとも声をかけあったりコミュニケーションをとることが出来て、本当にこの子を家族に迎えてよかったなと大人になって振り返ると思います。
当時は子供で、学校帰りに友達の家に早く遊びに行きたく、わんちゃんの散歩が面倒くさいと思うこともありました。
1度だけ、私が散歩の担当の日、わんちゃんの散歩をサボったことがありました。
友達と少しでも早く遊びたくて、後でやろうと思いながらもいざ帰ってくると億劫になり、まぁいいやと済ませたのです。
怒られると思ったので家族にも言いませんでした。
ですが、後から後から後悔の気持ちがモヤモヤと湧いてきて、わんちゃんにごめんねと謝りそれからはきちんと散歩に連れていくことを自分とわんちゃんに約束しました。
面倒くさいことも確かにありますが、そのことをしないことでの後悔が何より一番悲しいとその時思いました。
わんちゃんは心臓の病気もありましたが、13年ほど生きました。
最後は私と姉と母で看取りました。
父親が帰ってきて、みんなでお別れを悲しみ泣いたことを覚えています。
たくさんの楽しい思い出、家族やご近所さんとの架け橋、きちんと向き合うことの責任感を、わんちゃんに育ててもらったような気がします。
今でも実家の居間と玄関には、わんちゃんの写真が飾られています。
少しの後悔はあまり写真を撮らなかったこと…(汗)
それからは犬を飼っていませんが、少し生活が落ち着いたら、またわんちゃんを飼いたいなと思っています。