高校生活
私の高校生活には、これといって輝かしい思い出がないように思います。
以下、私の高校時代のお話です。
私は通学に1時間ほどかかる高校に進学しました。
私の中学からも、私の他に4名ほど進学しました。
その高校を選んだ理由は、自分の学力にあっていた事と、制服が可愛かったからです。
入学し、自分のクラスへ行くと、推薦入試の集団面接で同じグループにいた子が数名おり、その子たちと仲良くなりました。
しかし家は遠いことから、学校以外での関わりはほとんどありませんでした。
進学校だったので、普段の授業はもちろん、週末には大量の宿題が課せられ、常に勉強を強いられていました。
1年生の頃から全国模試も頻繁にあり、大学進学が当たり前という感じでした。
私は部活動に入らなかったため、授業を受けて帰るだけの生活でした。
そのため先輩や後輩との交流はなく、常に同じ友人としかつるまない、狭い世界にいました。
しかしその友人とも、本気で悩みを打ち明けたり、恋愛の話をしたりということはなく、薄っぺらい付き合いだったと思います。
受験生になると、毎日が地獄でした。
放課後の補習授業、土日の模試、夏休みの一日10時間勉強など、思い出したくもありません。
本当にこの苦しみから解放されるときが来るのだろうかと、本気で思いました。
その後無事志望校に合格し、反動からか大学では全く勉強をしませんでした。
何のためにあんなに受験勉強を頑張ったんだと、自分でもおかしく思います。
こう思い返してみても、あまり楽しかった思い出などが思い浮かびません。
今思うのは、あの頃は色々と無理をしていたなということです。
しかし今の自分があるのも、あの頃の自分の頑張りのおかげだと思い、これからも大事な思い出としていこうと思います。