かわった食べ方
確かに私もお皿が汚れるのを良しとはしない。
しかし、最後に黄身だけを食べると黄身のトロ~リ感と他の食べ物との一体感を味わえない・・・」と、本格的に考え込んでしまった。
深い・・意外と深い。
そして、結局今日の夕食は、目玉焼きとご飯とみそ汁にしてみた。
意識しないようにして食べようとしたが、やはり意識せずにはいられない。
結局、お皿が汚れないように、黄身はつぶさないように、白身を半分をそーっと箸で持ち上げて、ご飯に載せて、しょうゆを増量して玉子焼きご飯にして食べた。
食事というのは、生理的なものと直結しているから、どんなにイケメンでも、お金持ちでも、自分のことを愛していてくれていたとしても、一緒に食事をしていて「この食べ方は自分には無理すぎる」と思ったら、絶対に長くは一緒にいられないと思う。
最初はその位はなんでもないかもしれないと思うが、その食事の作法の「不快感」は、つもり積もって限界が訪れる。
私の知人でご飯を食べる時、顎がコクコク鳴る人がいる。
その音は小さなものだが、それがものすごく大きく聞こえてしまい、それからその知人との食事は避けるようになった。
人の食事の仕方はそれこそ人の数だけある。
それには、その人なりの美学もあるかもしれない。
そこをすべて否定するのではない。
しかし、もし、いいなと思う相手がいたら、ロマンチックな場所のデートで、雰囲気に酔うより一緒に食事をするのが一番だと思う。
そこに少しでも自分が「イラっと」する食事の仕方があったら、いくらいい条件でも、お付き合いはやめたほうがいいかもしれない。
そう、いくら私がアラフォーで婚活中だとしても、だ。
そんな身近な出来事にポイントとしぼった、ハッとする視点のおもしろいコミックなので、ぜひ読んでみて、目玉焼きを食べて見て欲しい。