食べない日
作業に没頭していて、気がついたら一日何の食事も摂っていなかった、ということが良くある。
食事をするのはブレイクタイムになるが、頭の中までブレイクしてしまい、その後の作業が全くはかどらなくなるのだ。
大して進んでいないのに「午前中頑張ったから」と錯覚して午後頑張らなくなってしまう。
自分が自分に甘いだけなのだが、こうなることを分かっているので、ブレイクタイムである食事をあえて取らない。
よく、風邪をひいて熱が出たときは栄養があるものを食べて寝たら良いと言うが、東洋医学の世界では「食べずに寝る方が早く治る」と言う。
食べて胃に何か入ることで、消化することにエネルギーを使ってしまう。
治癒させたいのであれば、水分だけとってひたすら眠るのが良いのだという。
まさにこの状態で、作業をしているときは頭と目、手先に神経を集中させなければいけないので、胃にある食べ物を消化する方に意識が行ってはいけないのだ、と私は思う。
人によっては空腹だと集中できない人もいれば、お腹が空っぽの方が集中できるという人もいる。
私はあるきっと空っぽの方が良いタイプなのだろう。
また、「これが終わったら食事にする!」と自分の中で小さな目標を決めることで作業がはかどる。
お腹がいっぱいになっていると、昼寝をしたくなる。
本当に自分は自分に甘いなぁと分かっているからこそ、空腹で挑むしか無い。
でもこのリズムが毎日続いてしまうと、どうしても夜ご飯にどか食いしてしまう。
これを防ぐのが、意外と難しいのだ。