浴衣で自分らしさを出す
浴衣を着る機会が増えてくると、ちょっとしたお店にも浴衣が並んでいます。
ほかの着物とは違い、着た後の手入れも楽ですし、着付けも、お店で手軽に着せてくれるので、とっつきやすいのかもしれません。
子供たちの浴衣ドレスもかわいいですが、最近では、大人の人たちも負けず劣らずの個性を出しています。
一番手軽なのは、髪型です。
自分でぱぱっとお団子にしたり、夜会まきにして、そこに指す髪飾りにこだわったり、小粋なかんざしにしたりと個性が見られます。
次に下駄です。
いまやサンダルに合わせて浴衣を着る人が多いようですが、そのサンダルも浴衣に合わせたデザインになっていたりして違和感がありません。
普段からサンダルを履きなれていれば歩きにくさもないでしょうから、いいですね。
ただ、気を付けなければならないのは、普段通りの歩き方で歩いてしまうとかっこわるいだけでなく、着くずれを起こしやすいので気をつけなければなりません。
今年になって、急に着目を浴びるようになったのが、帯に着ける帯飾りです。
普通の帯も、飾り一つで印象が大きく変わるので、便利です。
追加で着けるものと言えば、つけ襟と言って、襟のところにつけるものですが、それも浴衣の涼しさを強調できるように洋服のレースのようなものでつくられていたりするものがあります。
とってもかわいいので、是非トライしてみたいと思うのですが、どうしても、粋に着たいとおもうと、昔ながらのきかたになってしまいます。
花火大会に浴衣はテキメン
花火大会は全国のいろいろな地域で開催されていますが、デートにはもってこいのイベントです。
その花火大会に彼氏と行くなら、面倒でも浴衣をおすすめします。
私の場合は、悲しいことに花火大会の時期に彼氏がいなかったので、男友達と一緒に行っていました。
なぜか学生時代から仲のいい男友達はきまってイケメンで、周りから怪しまれながらも、全くお互いに恋愛感情が生まれないことが多かったです。
その日もイケメンの男友達とアルバイトの後に花火大会に出かけました。
ものすごい人の波で、流に沿って歩かないと、押しつぶされそうです。
そんな中で気づいたことは、浴衣姿の彼女をエスコートする彼氏の自慢気な顔です。
彼女の浴衣の帯が崩れないように、片手でカバーしながら、歩く姿は自信に満ち溢れています。
彼女は浴衣姿に髪をアップにまとめ、うなじに遅れ髪を垂らしていました。
これにグッとこない男はいないでしょう。