ペットのマナーで知った人間性
トイプードルを散歩していた人へ近所の口うるさくて有名なおじさんが話した内容に納得した私
私の近所には口うるさいおじさんがいます。
町内では有名で、そのおじさんが外にいる時はなるべく目を合わせないようにしていました。
そんなおじさんがある散歩をしている人に激怒していました。
私はまたおじさんがなにかつまらないことで怒っているんだろうとできるだけ遠くの方を歩いて帰ろうとしました。
その時に「飼い主としてしっかりしろ!」という声が聞こえてきたので、しばらく様子を見ることにしました。
最近、この町内で犬の散歩中に排せつ物の処理をしっかりしないひとがいるらしく問題になっていたそうです。
私の家が今年は町内会で班長になっているようで、その話を父と母がしていたのを聞いたことがあったのです。
しばらく聞いていると、そのトイプードルを飼っている方のマナーについておじさんは話していました。
おじさんの家の塀に排せつしたそうですが、私からしたら確かに嫌だけど、そしてら犬だって散歩しても排泄できる場所が無くなってしまうんじゃないかと思いました。
ただ、飼い主さんはひたすら平謝り。
確かにあのおじさんにつかまったら、早く謝って逃げてしまうのが得策です。
するとおじさんはその飼い主さんに水の入ったペットボトルを渡しました。
それで、トイプードルが排せつしたところを水で流せと言っていたのです。
何となく、私は今回はおじさんの方が正しいのではないのかと思いました。
確かに犬におしっこをさせるなと言う方が難しいです。
それならば、その後の処理を飼い主さんがどう考えていくかで、周りの理解が得られるのではないのか、ということなのでしょう。
その姿を見た瞬間、今度からはきちんとあのおじさんに挨拶をしようと私は思いました。