様々な言語

今、出張先のホテルにいる。
実は先週同じホテルに来たばかりだ。
まさか同じ場所に来るとは思わなかった。
フロントがあるロビー階から客室棟のエレベーターに乗ると、韓国語や中国語、英語、スペイン語など様々な言語が聞こえてくる。

それほど世界中から宿泊客が来ているのだ。
外国人のお客さんは、日本語がほとんど分からない人ばかりのようだが、このホテルには日本語以外の言語を話せるスタッフがたくさんいるので、とても快適に過ごしているようだ。

フロントでは「朝ご飯会場に行くエレベーターはどれ?」とか「水を買いたいんだけど?」というようなことを聞かれている。
身振り手振りしている様子を見て、私は予想しているだけだが、おそらくそういった内容だと思う。
フロントやクロークに居るスタッフは、言いよどむこと無くスラスラと英語で答えているようだ。
分かるスタッフを呼んだりしている人は見ない。

英語以外の言語で尋ねて来る人に対しても答えているので驚く。
何カ国語も話せる人でないと採用していないのだろうか。
日本人の私も、ホテルが広すぎてたびたび迷っている。

先ほどコンビニエンスストアに飲み物を買いにいってきたが、道順を尋ねたときにフロントの女性の説明は大変分かりやすかった。
外国語どころか日本語でしっかりと説明することが苦手な人も多いが、私の目線に立った説明の手順で、とても助かった。
そうこうしている間に韓国からの女性の団体客が到着した。

次々に荷物を運んだり、説明を始めるホテルマン。
多才だ、多才すぎる!

旅行先のニューヨークで奇跡の再会

かなり前のことになりますが、友人とニューヨークに旅行に行きました。
目的は、観光と買い物。
3泊4日の旅でしたが、かなり充実したものになりました。

その時に泊まったホテルでのこと。
日本人観光客が多く訪れるホテルだったので、日本語を話せるホテルマンが結構いました。
英語が話せなくても全然大丈夫だったので、安心して過ごすことができました。

ホテル内には小さなレストランがあって、そこで昼食を取っていた時に、ある女性に声をかけられました。
ニューヨークで声をかけられるなんて予想もしていなかったので、かなり驚いたのですが、その女性を見てもっとびっくりすることになりました。
声をかけてきた女性が、学生時代の友人だったのです。

もう何年も会っていなかったので、最初は誰だかわからず、名前を聞いてようやく思い出しました。
もう、びっくりです。
旅行先で、しかも海外で、昔の友人にばったり出くわすとは。
こんなドラマみたいな偶然、あるんですね。

友人はインポート雑貨を扱う会社でバイヤーをしているらしく、ニューヨークへは出張で来ていたようでした。
海外出張なんてかっこいいですよね。
友人は「小さな会社だから・・・」と謙遜していましたが。

その時の縁がきっかけで、今でもたまに連絡を取り合っています。
この間も一緒にご飯を食べに行ったのですが、「あの時ニューヨークに旅行に行っていなければ、こうして一緒にご飯を食べることなんてなかったんだろうね~」なんて話していました。
人生、何が起きるかわからないものですね。

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